ゆるゆる家庭学習のすすめ(1)

カドケドの宿題はさせないで、なるべく負担が少ない、でも効果があるゆるゆる家庭学習をすすめているくらしこです。

ぴかぴかのランドセルを背負って小学校に入学する子供は、みんな勉強する気満々で、希望に満ち溢れています。

小学校でどんな勉強するんだろう、教科書ってどんなのだろう、きっとみんなわくわくしているはずです。

学校からは、家庭学習の時間は学年×10分ですなんて言われて、宿題も少しずつ増えてきますが、正直学校が出す宿題ってその時間でできる内容を超えていると思います。その時間で宿題を終えようと思うと内容の定着なんて無理です。

だんだん宿題をこなすことが大変で、お母さんからも宿題やったのとか、早く宿題やりなさいと言われたり、あげく宿題が原因で怒られたり、無理やりやらされたり、親子バトル勃発…

宿題のせいで勉強が嫌になって、学校の授業もつまらなくなって、勉強についていけない、なんてことになりかねません。負のスパイラルです。

勉強に関しては、学校では新しいことを教えてもらい家庭学習で定着させる、ということを親も認識して、家庭学習の時間を無駄にしないで効果的に行う必要があります。

このことは、中学生になって自分から勉強する子にするための布石でもあります。

実際どんな家庭学習をすればいいのか、我が家で行っている家庭学習の内容も交えながらこれから少しずつお伝えしていきたいと思います。

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なぜゆるゆる家庭学習なのか

家庭学習の目的はこちらの記事でお伝えしました。

家庭学習は何のためにするのか?
全国的に、小学生の宿題といえば、漢字ドリル・計算ドリルが定番のようですが、我が家では低学年ではカド・ケドはやっていませんでした。 現在...

もっと家庭で責任をもって家庭学習をするべきです。しかし、それでなくても普段から忙しい親の負担がさらに増えることは厳しいことだと私も思います。

ゆるゆる家庭学習は最小限の方法で効果を出し、親の肉体的時間的負担も経済的負担も少なくすむ方法です。

ゆるゆる家庭学習というぐらいですので、知識を無理に詰め込んであれこれやらせる勉強とは真逆のスタイルです。

知識を詰め込もうとしなくても、時間的なゆとりがどんな子供でももともと持っている「知識に対する興味」を引き出すことができます。

子供はもともと好奇心のかたまりです。あれ何?、これってどういうことだろう?とどんな子供でも知識欲というものは持っています。

無理に詰め込まなくても、自分から知識を得ようとします。親は少しだけそのサポートをするだけでいいのです。教え込む必要はありません。

公立の小中と進み、高校は自分から行きたい高校をめざすことができればいいと考えています。

学歴だけを目的には考えていませんが、まずは自分が行きたいと思える高校をめざすことによって、目標を高く持ち、人生の選択肢を広げてほしいと考えています。

もちろん上位の高校をめざすことだけがすべてではありません。子供が自分から自分の将来をしっかりと見据えることができる人間になれることが、このゆるゆる家庭学習の真の目的です。

ゆるゆるですので、絶対こうしなきゃいけないというものもありません。お子さんの性格やご家庭の生活スタイルでも大きく変わりますので、各ご家庭でいろいろやってみるといいかと思います。

ただし、やらない・させないと決めてほしいことはあります。

低学年の間のカドケドの宿題や大量の計算問題、計算を速くすること、テレビやゲームに多くの時間を費やすこと、本ばかり読むことなどです。

させないと決めることについては、また別記事にする予定です。

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