息子が中学生になり初めての定期考査が終了しました。
息子は学習塾には行っておらず、学校の宿題もほとんど出ないので、ふだんは学校のワークや市販のテキストなどを中心に家庭学習を行っています。
定期考査前でも特に対策のようなものはせず、提出しなければならない範囲のワークをやったりと、いつもと変わらない家庭学習でした。
学習時間は、基礎英語2のラジオ放送を聞く時間も含め、1日1時間程度で、土日も定期試験前は部活がないので、公園へ遊びにいっていました。中学生にもなって部活のない休日は1日中公園で遊んでます(汗)。
定期考査の結果をお知らせする前に、息子が小学校の時にどれぐらいのレベルだったか、家庭学習についてもふまえてお伝えしたいと思います。
全国統一小学生テストで小6時は偏差値50だった
我が家では子どもが小学校低学年の間は漢字ドリルや計算ドリルなどの学校の宿題をほとんどしていませんでした。(長期休みに出される薄い冊子の問題集の宿題はやっていました。)漢字ドリルや計算ドリルは、娘は小6の1年間だけ、息子は小5からするようになりました。
もちろん、家庭学習は親の責任のもとに1日30分から1時間はやっていました。学習塾へは行っていませんので、市販の問題集を利用していました。
算数はこのテキストを中心にやっていました。基礎からちょっと難問まで幅広くあり、問題数も多くないので、1年1冊でちょどよいぐらいです。ステップ1は基本問題で普通に解け、ステップ2は何度か繰り返すと解けるようになりましたが、ステップ3の中学入試問題のような難しい問題はなかなか解けませんでした。
息子が小学6年生の秋に、四谷大塚の全国統一小学生テストを受験しました。
小5の春にも受験しています。
今回も国算2教科の受験でしたが、結果はこのようになりました。

5年生の時より偏差値は下がっています(汗)。
- 5年時 算数 51.1 国語 47.0 2教科 48.8
- 6年時 算数 52.3 国語 39.0 2教科 44.8
算数はほぼ変わらず、国語がずいぶん下がっています。

算数は正解率が高い問題はほぼできています。

国語は正解率が70以上の問題もたくさん間違えています。

日頃から、問題や文章を良く読まないところがありますが、そこが結果として表れています。問題文を良く読まないということは、今までにも何度も実感しています。本人がそこを何とかしようと思わないと、対策しようがありませんが、今後の課題かなと感じています。
全国統一小学生テストは公立の小学校では習わないような問題が出ます。学校のカラーテストで毎回100点とれても、全統小テストでは偏差値50程度です。
息子も算数のカラーテストでは、ほぼ毎回90~100点でした。
学習塾へは行ってませんでしたし、中学受験の予定もなく本格的な受験勉強はしたことがありませんでした。上でご紹介した小学標準問題集は中学校の入試問題が掲載されていますので、その中でふれることがあった程度です。
全国統一小学生テストは無料ですので、中学受験予定のお子さんだけでなく、幅広い層の小学生が受けているのかなと思われます。
首都圏の中学受験人口が45,000人程度とのことですが、5年生の春は32,000人、6年生の秋は24,000人が受験しているようですので、中学受験予定のお子さんは一部のトップ層以外あまり受けていないかもしれません。(トップ層は決勝大会進出狙いかなと思います。)
ですので、中学受験の予定がなく、公立中学から高校受験を考えている場合は、小学生で全統小偏差値50程度あれば、学校の勉強にもついていけるし、今後の伸びしろもあると考えていいかなと思います。
ただ、しっかり家庭学習を行う、ということが前提になります。
中学生になったら学習塾へ行くお子さんも多いかと思いますが、塾へ行っていれば安心というわけではありません。塾へ行くだけで家庭学習ができないようなスケジュールだったら通塾は見直した方がいいかもしれません。
また、小学生のあいだは家庭学習=学校の宿題(ドリル系)となっているご家庭も多いかと思いますが、その場合も注意が必要です。中学校にもよりますが、うちの子の学校のようにあえて宿題として課題が出ない学校だと、とたんに家庭学習をしなくなる可能性もあります。宿題が漢字ドリルや計算ドリルだけの場合は特に、小学校6年生ぐらいから、家庭学習として他の教材を取り入れてみることをおすすめします。
家庭学習とは、宿題をこなすことではなく、自ら進んでわからないことをわかるようにすること、とお子さんに伝えるのもいいかもしれませんね。
小学生のあいだの家庭学習におすすめの教材は、算数については小学標準問題集、英語についてはラジオ講座の「基礎英語1」または「中1英語をひとつひとつわかりやすく」、です!
「中1英語をひとつひとつわかりやすく」については、こちらにおすすめの使用方法があります。