小学生からの基礎英語(5) 基礎英語のデメリット

前回は基礎英語のメリットについての記事でしたが、今度は、私が考える基礎英語のデメリットについて説明します。

  1. レッスンの進行が単調に感じる
  2. 会話できない
  3. ラジオ放送の時間が自分の生活と合わない
  4. ひとりで継続は難しい
  5. 先生がいないので、質問できない
  6. 内容(ストーリー)がおもしろくない
小学生からの基礎英語(4) 基礎英語のメリット
数ある英語学習法の中から、基礎英語を選ぶ上で、私が考えるメリットについて説明します。 コストが安い:テキスト1冊(1ヶ月分)48...

スポンサーリンク

基礎英語のデメリット

1:レッスンの進行が単調に感じる

基礎英語1の放送は、月から木までが1レッスンずつで、金曜日はその週の復習です。

1レッスンの構成は毎回同じです。毎日聴いていると、次は何のコーナーだな、とわかるようになります。

基礎英語1は内容も簡単なほうなので、その分ちょっと間延びした進行になります。(それでも初めての人には難しい内容です。)

半年ぐらいたつと、その間延びした感じが退屈に感じるかもしれません。

基礎英語2や3はわりとボリュームが多く、内容も難しく進行が速いので、間延びした感じはありませんが、慣れてくるとやはり単調に感じるかもしれません。

2:会話できない

基礎英語はラジオ講座という性質上一方通行で、学習者は聴く、読む、書くはできますが、話すということはできません。

声に出すということに関しては、単語の発音・発声練習や、本文の音読、本文が読まれる時にシャドーイングといって放送に合わせて発声する、という練習ができるぐらいでしょうか。

人対人で会話するということはできませんので、スピーキングレベルがどれぐらいなのかも全くわかりません。

基礎英語1を始めたばかりでは、スピーキングレベルを測る必要性もまだないのでいいのですが、会話力を上げたい人には物足りない学習方法でしょう。

3:ラジオ放送の時間が自分の生活と合わない

本放送は1日3回ありますが、この放送時間が自分の生活スタイルと合わなければ、ラジオ放送が聴けません。

小学生はわりと学校の時間に合わせて規則正しい生活をしていると思いますので、だいたい3つのうちの1つは聴くことができるのではないかと思います。

どうしても本放送が聴けない場合は、ラジオを録音する、前の週のストリーミング放送を聴く、CD付テキストを購入するという対処方法もあります。

4:ひとりで継続は難しい

ひとりでコツコツすることが得意な人もいますが、多くの人にとっては、ひとりでコツコツ何かを継続するって、簡単ではありません。

好きなこと、興味のあることなら簡単かもしれません。でも、好きなことでもずっと継続する、毎日少しずつする、ということはなかなか難しいのではないでしょうか。

5:先生がいないので、質問できない

わからないことがあっても、先生がいないので、質問できません。中学生や高校生なら、学校の先生に質問できますが、学生でなければそうはいきません。

これは基礎英語だけでやるときはどうしようもありませんので、身近にいる英語が得意な人などに聞くか、自分で辞書や参考書、ネットで調べるしかありません。

6:内容(ストーリー)がおもしろくない

基礎英語のメリットで内容(ストーリー)がおもしろい、と言いましたが、これは私の主観的な意見ですので、中にはストーリーに共感できずおもしろくないと感じる人もいるでしょう。

ストーリーがつまらなく感じる場合は、楽しく継続するということが難しいですね。

以上が、私が考える基礎英語のデメリット6つでした。

小学5年生から始める基礎英語の学習においては、これらのデメリットをあまり強く感じることが無いのではないでしょうか。そういう点では、小学生から始める基礎英語はまさに、小学生から始めるのに良い、ということになりそうです。