小学生からの基礎英語(6) 最初はほんとに聞くだけでいいの?

1年目の目標は、毎日聞くこととお伝えしました。

え、聞くだけでいいの?とお考えかもしれません。

やるからには、少しでも書いたり話したりして身について欲しいと考えるのは当然です。

お子さんが日本で生まれ育ったことを前提にさせていただきますが、お子さんが生まれて日本語を話せるようになったのは、何歳の頃でしょうか。

だいたい、1歳頃はママ、ワンワンなどの単語、2歳頃で2語文、3歳頃で3語文と、徐々に話せるようになったはずです。

話す事はまだ未熟でも、2歳や3歳でも、こちらの言う事はわりと理解していた、ということはありませんでしたか。

自然に、聴く→話す→読む→書く、という段階を経たと思います。

言語習得においては、インプットからアウトプットにはかなり時間がかかります。ですので、第1目標の聞くだけ、でまずはインプットの聞くことを重視していきます。

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ほんとに聞くだけ?

もちろん、聞くだけで英語を使いこなせるようにはなりません。読む、書く、話すのすべての訓練が必要です。いちばん楽で簡単なのが、聞く、ということですので、まずは聞くことから始めようということです。

聞くだけでも少しずつ内容が理解できるようになってきたら、次の段階へ進む頃です。

お子さんによってはすぐ発音したがったり、アルファベットや単語を書きたがったりするかもしれません。そんな時は無理にやめさせる必要はありません。自分から進んで発音する場合は

ただ、書くことに関しては注意が必要です。聞くということがおろそかになるほど書く場合は、やめさせてください。最初は聞くことが大事なんだよと教えてあげてください。

まずはひたすら楽しんでラジオ放送を聞くこと。

そして基礎英語を聞くと言う習慣をつけることが大事です。家庭学習の成功とは、いかに習慣付けができるかどうかにかかっていると考えています。