スマホの本体は何年使えるの?

子供のスマホは親のおさがりで十分という記事を書きましたが、スマホの本体って一体何年使える?のと思っていらっしゃる方もいると思います。

子供のスマホは親のお下がりでMVNOのデータ通信専用SIMで十分
中学生ともなると、友達とメールしたり、部活の連絡網がLINEだったり、スマホが必要な状況が増えてきたでしょうか。 スマホでなくてもiPod...

大手キャリアでは基本料金が2年単位の契約(いわゆる2年縛り)だったり、本体の分割回数が24回払いで設定されている事が多いので、2年毎に買い換えるのが相場となっているかもしれませんが、スマートフォン本体は2年しか使えない訳ではありません。

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スマホ本体って何年使えるの?

iPhoneは3年以上使用可能

iPhoneは1人目のユーザーの使用期間を3年と想定しているそうです。’1人目の’ということですので、2人目のユーザーが存在することを暗にほのめかしています。つまり、1人目の人が売却するとか他人に譲渡することが前提になっています。

うちの子が現在は使用しているiPhone4sは親が4年間ほど使用してから子供用になりました。子供用になってからすでに2年弱経過しています。

iPhone4sは2011年発売の本体で、幸いにもまだ使用可能です。4月にバッテリーを交換したので、まだしばらくは使えるでしょう。

ただし、使用できるといっても6年前の機種ですので、OSのアップデートではiPhone4sは対象外となっていますし、動作は遅いです。

子供達は遅いとブーブー言っていますが、キッズケータイという位置づけですので、なんとかこれで使ってもらうしかありません。

iPhoneにはもとから機能制限がついていますので、別途フィルタリングアプリを必要としないところもiPhoneのメリットです。

さすがに、5年もたってからおさがりにすることはおすすめしませんが、親が2年程度使ってから子に譲るというのは、使用年数から考えると全然有りなんです。ただ、2年ほど使うとバッテリーもへたってきますので、バッテリーは交換したほうがいいですよ。Appleの正規店でバッテリー交換は、実費の場合、8800円(税抜、2017年7月現在)だそうです。

少し前までは、Y!mobileではiPhone5sが新規で販売されていましたね。iPhone5sは2013年発売の機種です。2016年にその3年前に発売された機種が販売されていた訳ですから、そこからさらに2年間は使用を見込んでいるわけです。

最新の機種でなくても一般的な使用方法には十分ということですね。私が考える範囲でスマホの「一般的な使用」とは、「電話を発信する」「メールを送る」「ウェブ閲覧や検索」です。

人によってはカレンダー機能やメモ帳、カメラや写真アルバムなども利用するかもしれませんが、iPhoneにデフォルトで入っているような機能はほとんど普通に使えます。

これらの使用では、ハイスペックな機種は全く必要ありません。また、高速通信もそこまで必要ではありません。YouTubeなどで動画をみる場合でも、2〜3Mbps程度の速度でも十分可能です。

ハイスペックな機種や50Mbps以上の高速通信が必要なのは、オンラインゲームなど途中で通信が遮断されることで不都合が生じるような場合でしょうか。

とにかく、中高生にはハイスペックな最新機種は贅沢品で不要とういことです。

格安スマホはどうなの?

格安スマホと言われる本体は、だいたいAndroid OSが搭載された機種が多いです。本体価格が新品で10000円ぐらいから販売されていますので、おさがりにできる本体がない場合はそういった格安の機種を選択してもいいでしょう。

ただし、Androidスマホは製造メーカーによって使用方法が異なり、iPhoneよりも複雑です。パソコンやスマホのシステムに詳しい人なら大丈夫かもしれませんが、設定やバックアップの方法など、iPhoneと全く異なります。

OSのアップデートも本体機種によってはできない可能性もあり、不正アクセスなど安全性の問題もありますのでその点を十分にご検討ください。有料のウイルス対応ソフトやフィルタリングアプリが必要になります。

実際1万円弱のAndroidスマホを購入したことがありますが、iPhoneのような機能制限はついていなかったので、子供用に機能制限するためには、別途月額契約が必要な有料アプリを入れなければなりませんでした。

親御さんがもともとAndroid機種をお使いになられているなら、ご家族でAndroid機種に統一されるといいと思います。

スマホのOSは家族間で統一しておいたほうが、何かと便利ですよ。現状でメジャーなのは、iOSかAndroid OSのどちらかになりますね。

ただ、Androidの安い機種だと、iPhoneのように3年以上使用できるかどうかはわかりません。低価格になればなるほど、スペックは低くなり、使用期間は短くなるでしょう。

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本体代コストは1年で1万円程度かかる

使い方によるので、一概には言えませんが、本体の価格が高いほうが長期の使用に耐えるのではないかと思います。

1万円の本体を毎年買い換えるか、3万円の本体を3年間使うか、という感じでどちらにしてもコストはそう変わらず、最低限の快適な使用環境を維持したければ1年で1万円程度の本体コストがかかりそうです。

家族4人で毎年4万円プラス通信費ですから、固定費としては結構な金額になりますね。

まとめ:高い機種は3年以上は使える

安い機種を毎年買い換えるよりは、ちょっと高い本体を長く使うほうが、結局はコストを抑えられると思います。同じ機種を使い続けるほうが、新しい使い方を覚える時間や設定にかかる時間等の時間コストが抑えられるからです。

また、Android端末は本体のメーカーや種類がたくさんあるので、誰かに聞くにしても同じ機種の人が身近にいなかったり、知りたいことを知るまでに時間もかかります。iPhoneのように使用人口が多いほうが、周りの人に聞くにしてもネットで調べるにしても、調べたいことや知りたいことの結論に達するまでの時間が早くなります。

子供におさがりを使わせることを想定するなら、使用するOSを家族で統一しておくほうがいいですね。できればメーカーも統一しておくほうが何かと都合良さそうです。

私は今のところはiPhoneがいいと思っていますが、iPhoneよりも優れた機能の機種でより低コストで入手できる本体が販売されてれば、そちらを使用するかもしれません。コスパ重視で考えたいと思います。

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