中学生の夏休み:スキマ時間で英単語の学習をしよう

夏休みが始まって1週間ほど経過しました。

中学生は学校から夏の課題と称した大量の宿題が出ているでしょうか。

課題をこなすだけでいっぱいいっぱいであとは部活で毎日終わってしまうという子も多いかもしれません。

活動が多い部活ですと、毎日朝からびっしり部活で課題をこなす時間なんてないかもしれませんね。

少しでも英語に対する苦手意識を少なくするには、英語の語彙を増やすことでも効果があります。英単語の意味がわかれば英語の理解力もアップします。

小学生から基礎英語をはじめていれば、なんとなくでも単語の意味がわかったり推測したりできるようになりますが、それでも語彙力はまだまだです。

まして中学校入学と同時に英語の勉強を始めたばかりの中学生なら、知ってる英単語なんて数えられるぐらいしかないかもしれません。

この夏休みに英単語の勉強をして語彙力をアップさせれば、夏休み明けからの英語学習に対する苦手意識も少なくなるかもしれません。

今回はスキマ時間で英単語の勉強をする方法をお伝えしたいと思います。

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コツは英単語を覚えようとしない

英単語を覚えるための学習なのに、覚えようとしないなんて矛盾していますよね。

でも、英単語は覚えようとすると苦痛になります。

英単語は1回では覚えられるものではないのだと開き直って、最初から1回で覚えようとしないでください。

覚えようとしなくても、何度も繰り返すことによって自然に覚えてしまいます。

覚えなきゃいけないと思うと何度も同じことを繰り返すことがしんどくなります。

英語学習は毎日続けることが一番大事でその毎日続けることが一番難しいです。

なので、楽に続けられるような工夫をしてください。

一度覚えても、数ヶ月たてば忘れている場合もありますので、覚えたと思っても、時々は見直しも必要です。

この方法を夏休みが終わっても1週間に1回でもいいので続ければ、早くて1年後、遅くても高校受験までにはほぼ全ての単語を覚えられると思います。

英単語の学習方法

  • 英単語の本を1冊用意する
  • 1回2分ほどで100語
  • 1日5回で500語
  • 3日で1冊、1ヶ月で10回繰り返し
  • 夏休みが終わっても週1ぐらいのペースで続ける

中学生向けの英単語の本を1冊用意します。学校で配布されたものがあればそれでもかまいません。本屋に行けば何冊かあるので、パッとみて見やすいものを選んでください。

どのようなものが見やすいかは人によりますので、お子さん本人に選ばせるといいでしょう。

音声CDがついていればベターです。

中学生向けのものなら、どんな本を選んでも内容に大差はありません。

語彙数が1500から1800ぐらいのっているもので十分です。

だいたい2分間で100語ぐらいのスピードで英語と日本語を声に出して読んでいきます。

熟語や例文、名詞の場合は複数形、動詞の場合は過去形や過去分詞形、形容詞なら比較級や最上級など、様々な補足事項が単語ごとに記載されていると思いますが、それらはときどき時間のある時にでもじっくり読んでください。

普段は英語の単語→日本語だけを声に出す、慣れたら英語だけでもいいです。

apple りんご orange みかん banana バナナ…とどんどん進めてください。

はじめは100語2分以上かかるかもしれませんが、繰り返すうちに早くなります。

音声CDがある場合は、最初の頃は音声に合わせて発音の練習をしてください。

100語2分を1回として、1日で5回ぐらい行ってください。そうすると、1日で500個ぐらいの単語を見る(読む)ことになります。

1回2分ですので、食事の前とか後とか、寝る前とかちょっとしたスキマ時間でできます。1日5回以上でももちろんOKです。

1回5ページとかでもかまいません。1回で負担にならない量を自分で決めてやってみてください。

1日500個を3日すると、だいたい本1冊を回せますので、これを夏休みの1ヶ月で10回転できます。

5回転目ぐらいから少しずつ覚えている単語が増えてきますので、慣れてきたら覚えた単語はとばすとか、赤シートなどを使ってチェックしながら進める方法もおすすめです。

もちろん10回転終わっても覚えられていない単語もありますので、落胆する必要はありません。

夏休みが終わっても、この方法を3日に1回とか1週間に1回でもいいので、続けて行ってください。

1回の時間を5分とかにしてもいいですし、1回20ページとか、回数を追うごとに単語の数を増やしても負担にならなくなってきますので、ご自身に合った方法で続けてください。

コツは「覚えようとしない」です。

慣れてきたら、日本語は省いて英語だけでどんどん進めてください。

うちでは以前にもご紹介した「中学英単語をひとつひとつわかりやすく。」を娘に使わせています。

この本は音声CD付きで赤シートもついています。

特に1年生は知っている単語が圧倒的に少ないので、英文を読んでも楽しめないことも多く、意識的に英語をさけてしまうかもしれません。語彙力がアップすると、読めるようになってくるので英語に対する苦手意識が小さくなると思います。

夏休み明けからの英語の授業についていけなくなる前に、夏休みのスキマ時間を有効に使ってみてください。

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