小学生からの基礎英語(12)親も一緒に楽しもう

私のおすすめ英語勉強法は、このブログでも一貫してお伝えしている通り「小学5年生からラジオ講座の基礎英語1を聞く」ことですが、小学5年生がいきなりテキスト見ながらラジオ放送を聞くというのは、とてもハードル高いです。

親さんがテキストを買って来て、お子さんにぽんと渡して、「さあ今日からこのテキスト見ながらラジオ講座聞きなさい」なんて言っても、ほとんどの子供はまずやらないと思います。

ですので、親さんの協力が必要です。

こちらの記事でも、「誰かと一緒に聞く」ことをおすすめしていますが、親さんに一緒に取り組んでいただけたら、お子さんの習慣化にも役立ちますし、親子のコミュニケーションにもなりますので、ぜひ一緒に聞いてあげてください。

小学生からの基礎英語(1) 1年目の聞き方と目標
前回、娘が小学5年生からNHKラジオの基礎英語1を始めた話をしました。 今回は基礎英語1を小学生から始めるにあたってお話したいと思...

小学生も高学年ぐらいになると、親に一方的にやらされるということには、拒否反応を示しますので、そのあたりは親さんがうまく誘導していただきたいと思います。

スポンサーリンク

最初は親も一緒に楽しんで聞く

まずは親さんが、「お母さん(お父さん)、今日からこれやってみようと思うんだけど、一緒にやってみない?」なんて言いながらお子さんにすすめてみるのもいいかもしれません。

お子さんの目の前で親さんがラジオ放送を楽しそうに聞いていれば、最初は乗り気じゃないお子さんもなんとなくでも一緒に聞いているうちに、なんか楽しそうだな、と感じてくれればシメシメです。

決して押し付けてはいけません。あくまでも自分から興味を示すまで、親さんが楽しそうにラジオ放送を聞きながら待ってください。

何でもそうですが、相性というのは大事ですし、お子さんによって興味のあるものが異なるので、基礎英語が万人に受け入れられるとは思いませんが、お子さんが少しでも、基礎英語に興味を示したらチャンスです。

一緒に聞くと言っても、教えてあげる必要はありません。もし何か聞かれてわからなければ、お母さんも英語がわからないから、一緒に調べてみましょうと言って調べてみてください。

 発音練習では、どちらが上手に言えるかどうか、勝負してみるのもいいでしょう。お子さんは親に負けたくないので、きっとがんばって発音しますよ。

そして、今から少しずつ英語の勉強していけば、中学生になって英語がはじまっても困らなくなるよと伝えてあげてください。

内容を理解できれば、英語を聞くことが苦にならない

現在小学5年生の息子は、今年の4月から基礎英語1を始めましたが、聞いてもわからない英語には明らかに拒否反応を示します。

たとえば以前の記事でおすすめした、カエルくんとガマくんの「ふたりはいつも」シリーズの英語オーディオブックは、何を言ってるのかさっぱりわからないから聞きたくないと言います。

日本語の本もあって何度も読んでいるのですが、英文と日本文を逐一読み比べたりするわけではないので、英文は理解できません。

カエルくんのほうは何を言っているのかわからないと言いますが、基礎英語は嫌がらずに聞くということは、何を言っているのかわかる、ということです。

4月から、1日1回ラジオ放送を聞いて、8月の中頃からストーリー部分のみのかけ流しを聞く、ということしかしていませんが、基礎英語なら英語で聞いても意味がわかる、理解できるということです。

もちろんテキストの日本語訳を読んでいますし、英文をそのものを理解しているというよりも、内容そのもので理解しているという感じではありますが(実はこれ、英語を英語のまま理解できるようになるには重要なステップなんです!)、それでも自ら進んで楽しんで聞いて、部分的には暗唱できるようになっています。

息子は暗唱できる英文を、同じ文でも読むとなったらまだすらすら読むことはできませんし、アルファベットもまともに書けません。今は書く練習は全くしていませんので、もちろん想定内です。

それでも、楽しんで聞く、という第一目標はクリアできているようですので、今のところ息子の英語学習はうまく進んでいるようです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする