小学生からの基礎英語(8) 基礎英語1の2年目:テキスト活用法

基礎英語5ヶ年学習計画の2年目に入ったら、本格的な英語学習がスタートです。

小学生・中学生のための、基礎英語を利用した5ヶ年学習計画
(2017/10/23 内容を少し改定しました。3年目以降の学習内容について変更あります。) 小学生から中学生にかけて基礎英語を利用し...

基礎英語1のレッスンとテキストをしっかり活用して、英語力をつけていきましょう。

中1の娘によると、学校の教科書(娘の学校はニュークラウンです)より基礎英語のテキストのほうが内容が面白いとのことです。

大人が読んでも基礎英語のストーリーは面白いです。

学校の教科書も私の時(30年ほど前ですが汗)より、会話重視の内容になってますが、まず、ぱっと見からして、面白くなさそうな雰囲気を醸し出しています。そして、多色刷りでカラフルなのはいいのですが、大事なところが着色しているわけではないので、何が大事なところかわかりにくいです。

また、その単元で学習する重要項目もパッと見ただけではわかりません。

娘は基礎英語のテキストを教科書にすればいいのにね、と言ってるぐらいです。

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基礎英語1のテキスト活用法

基礎英語1のレッスン構成

毎号このように「テキストの活用のしかた」が掲載されています。

こちらは前年度の基礎英語1のテキストに記載されている「テキストの活用のしかた」です。

今年度も内容は同じような感じです。

基本的には「テキストの活用のしかた」に記載されている通りにレッスンを聞けば良いと思います。レッスン中に先生がその都度、言ってみましょう、発音してみましょう、答えてみましょうなどと促してくれるので、そのままついて行けばいいです。

ちなみに、基礎英語のテキストの文字は「黒」「赤」のみです。赤文字の表現だけを何度も勉強するだけでも、相当な力がつきますよ。

月~木のレッスン構成

2017年度の基礎英語1の月から木のレッスンは、構成が毎回同じで、このようになっています。

  1. 元気に始めよう!Feel the Rhythm
  2. Today’s Story 英文、日本文
  3. Words and Phrases
  4. 役になりきって Actor’s Studio
  5. ストーリーのリピート
  6. 「できる」を増やそう!Focus on CAN-DO
  7. Tony’s Eye
  8. 書いてマスター Writing Time

1.元気に始めよう!Feel the Rhythm

前のレッスンに出てきた重要なフレーズのひとつを、リズムにのってリピートします。リズムにのって何度も発声することによって、フレーズをまるごと覚えられます。

2.Today’s Story 英文、日本文

7~10行程度の会話文でストーリーが進行します。

前回までの復習をおさえつつ、単語と新しい重要表現が2つか3つ出てきて、レッスンの後半で新しい表現を集中して学習するようになっています。

本文の英文を何度も音読して、すらすらと言えるようにしてみましょう。暗唱できるまで覚えるとベストです。お話が面白いので、何度も声に出して読むうちに自然と内容を覚えられるようになります。

また、家の人と登場人物の部分を交代しながらその人になりきって会話してみるのも良いですよ。

3.Words and Phrases

ストーリー本文に出てくる単語や表現です。ここはレッスン中も発音して、意味を確認し、何度も発音してみましょう。

4.役になりきって Actor’s Studio

ストーリーに出てきた重要なフレーズを使って、英語らしい発音をする練習です。ここは文のどの部分を強く読むとか、会話特有のイントネーションについての学習です。日本語とは全く正反対の部分なので日本人が苦手とするところですが、英語はリズムやイントネーションが大事な言語ですので、ここはテキスト活用法にも、「大げさに発音する」と良いとあるとおり、“役になりきって“思い切って発音してみましょう。

5.ストーリーのリピート

ストーリー本文のリピートです。上記4で学習したリズムやイントネーションに気を付けて、再度音読してみましょう。また、本文が読まれるのと同時に自分でも声を出して読むことを「シャドーイング」といいますが、シャドーイングは英語上達にとても効果がある方法なので、ぜひこの部分でシャドーイングをしてみてください。

6.「できる」を増やそう!Focus on CAN-DO

1つのレッスンにCAN-DOフレーズが1つ必ず出てきます。このフレーズはそのレッスンで一番ポイントとなる重要なフレーズですので、ぜひレッスン中に絶対覚えるぐらいの気持ちで学習してください。

7.Tony’s Eye

レッスンの内容に関連した大事なポイントがあげられています。ここの内容は様々ですが、役に立つ情報もありますので、さらっと流したりしないで、しっかり内容を把握してください。

8.書いてマスター Writing Time

レッスンの最後に、CAN-DOフレーズを書いて覚えましょう。レッスン中に耳で聞いた音、目で読んだ文字をアウトプットする学習です。ここは放送が終わってから復習にしてもいいですね。

金曜日のレッスン構成:復習日

毎週金曜日はその週のレッスン4回分の復習日です。

  1. 今週のストーリー Stories of the Week
  2. Actor’s Studio Check Points
  3. 「できるがいっぱい」CAN-DO Collection
  4. 週替わりコーナー

1.今週のストーリー Stories of the Week

その週の月~木4日分のレッスンのストーリーを通しで聞きます。内容についての質問がテキストに日本語で書いてありますので、その答えの部分になるようなところに注意しながら聞いて答えるようにします。これはいわゆるリスニングテストの練習にもなりますね。

2.Actor’s Studio Check Points

月から木までのActor’s Studioの表現から選ばれた表現をもう一度おさらいです。レッスンではなかった注意ポイントもあげられています。

3.「できるがいっぱい」CAN-DO Collection

その週のCAN-DOフレーズ4つをまとめて復習です。ここでスラスラ言えるように何度も練習するといいです。

4.週替わりコーナー

ここは週によって内容が違います。英語の歌を聴いたり、英語の早口言葉や、文法についてのまとめ、講師の方たちのフリートークなどです。ここはリラックスしていいですよ。

15分間に内容盛りだくさん:英語4技能すべて学習

1回たったの15分間にレッスンですが、1レッスンで「聞く・言う・読む・書く」4技能すべての学習が完結します。これを毎日くりかえすだけで、相当な英語力がつくはずです。

たくさん復習する必要はありません。時間に余裕があってできるなら、放送終了後に、ストーリーの音読、CAN-DOフレーズ等重要表現のリピートなど1日5分程度で十分です。金曜日はその週のレッスン4回分の復習ができますし、基礎英語のカリキュラムは継続することによって、重要な表現は何度も復習できるようになっています。

基礎英語での学習を毎日の習慣にするだけで、中学生になった時、かなり英語の学習が楽になってきますよ。

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