基礎英語1を2年間続けた効果:一番何が効果あるの?

実際、基礎英語聞いて効果あるの?どんな効果なの?と気になっていらっしゃる方がいると思います。

うちの娘の場合ですが、現状では、やって損はなかった、どころか、とても効果があった、続けて良かったと思っています。

学習時間は短時間でも確実に英語力ついています。

実際に、娘は頻繁に、基礎英語やってて良かった、学校の授業がよくわかる、発音に自信がついた、と言っています。

テキスト2年分です

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基礎英語の何が効果的なの?

前回でも娘の取り組み状況についてお伝えしましたが、中学1年生の娘は、小5から2年間、基礎英語1を聞き続けました。1年目はテキストを見ながら聞くだけ、途中から少しずつ発音するようになっていました。毎日、本放送を1回聞くだけで、特に復習もしませんでした。

今までと現在の取り組み 中1娘 基礎英語3年目
この4月から中学生になった娘は、学校でも本格的な英語の授業が始まりました。 4月はまだのんびりしたペースでしたが、5月の連休明けぐらいから...

1年目を終えたあたりでは、まだ見たことない単語や英文は読めない、意味もわからない状態でした。ただ、1年間継続できたということで、本人にとっては達成感も味わえたと思います。

基礎英語1をどう活用したか

小6ではもう一度基礎英語1を聞きました。基礎英語は毎年内容が新しくなりますので、飽きてしまうということもなく、ストーリーを楽しみながら1年間聞くことができました。

2年目では、レッスン中も積極的に発音して、レッスン後にはストーリーを音読したり、CAN-DOフレーズを何度も言って覚えて暗唱したり、CAN-DOリストカードで日本語→英語、英語→日本語のテストをしたり、10分程度の時間で復習しました。

CAN-DOリストカード

こちらは前年度のリストカードです。

基礎英語1以外にも何かテキストは必要?

娘の場合は、基礎英語以外にも中学生で学習する英単語の本と、英熟語の本(こちらの記事を参照ください)を活用しています。どちらも一般の書店で販売しているものです。余裕があれば、小学6年生の後半ぐらいから始めてもいいと思います。

娘は小6の冬から英単語の本を使い始め、CDの音声をiPodに落として聞き始めました。ちょこちょこ聞くのではなく、ある程度の量をまとめて流して聞くということを何度も繰り返すようにしています。音声に合わせて発音もしています。

小学校卒業後の春休みから、英熟語の本も使い始め、音声をダウンロードして単語本同様に活用しています。こちらは文単位で覚えるので、基礎英語のCANーDOフレーズとかぶっていたり似ている表現もあって、取り組みやすいようです。こちらも英文と日本文をまるまる発音、暗唱します。

語彙が増えれば、英文を読む力が強くなりますが、時間的なゆとりがなければ、基礎英語の復習を優先してください。基礎英語のテキストや出てくる単語の復習でもかなりの力がつくと感じています。

基礎英語+音読・暗唱が効果的

英語の学習に効果的な方法は、ずばり音読・暗唱です。

我が家でも、普段は教科書の本文を音読させて、暗唱できるまでやるように言っています。これは学校でテストがあるからではなく、英語の勉強の基本は教科書の音読、英文の音読だと考えているからです。学校でそのようなテストをするとは思ってもいませんでした。

昨日娘から聞いた話ですが、先日、学校の英語の授業中に、教科書の一部分を暗唱させるテストをやったそうですが、先生に発音が良いと褒められたと言っていました。(テキストはニュークラウンです。)

基礎英語の本文の音読、学校の教科書の本文の音読、ひいては暗唱できるレベルまで読み込むということが、学習の基本だと考えています。文章まるごとインプットしておけば、アウトプットはそのパターンの変化で対応できます。

基礎英語はレッスン中に何度も、言ってみよう、という場面が出てきますので、基礎英語を2年目ともなると、自然に放送にあわせて発音できるようになってきます。うまく発音できるようになってくると、音読も苦にならず楽々できるようになります。レッスン中にお子さんが発音したがらないときは、すこしずつ発音するように促してあげるといいですね。ただ、基礎英語の放送を継続して聞き続けられるお子さんなら、ほっといても勝手に発音するようになると思います。

インプット教材としては基礎英語は効果的に活用できる

単語を何度も書いて、スペルを覚えたり、文法事項を確認するよりも、まずは英文の音読や暗唱学習の中心に据えるほうが効率的です。まずは「聞くだけ」のインプット、次は自分で「読む」インプットを行い、書く話すのアウトプットは次の段階となります。

「聞く」「読む」のインプットのための教材としては、まさに基礎英語はおすすめといえます。

前述のように取り組み内容に関しては、特別すごいことはしていません。たまにこれなんて発音するのと聞かれることはありますが、私が何かを教えるということはほとんどありませんので、私が英語を話せるかどうかということもあまり関係がないでしょう。

もし、基礎英語をお子さんにやらせようとしているけど、親ごさんが英語できないからと躊躇されている方がいらっしゃるなら、全く問題ないと言えます。親ごさんが教える必要は全くありません。お子さんといっしょにラジオ放送を楽しんでもらえたらいいかと思います。

(追記)

そして今日、学校の英語の授業でスピーチ(暗唱)コンテストがあったそうです。各班の代表者がそれぞれ、先生が選んだテキストの一部分をみんなの前で暗唱したそうですが、なんと、娘が1位だったそうです。

自慢したくてこのような結果をお知らせするのではありません。娘はけっしてネイティブスピーカーのように話すことや会話はできません。2年間基礎英語を続ければ、このぐらいできるようになると知っていただきたいからです。基礎英語を2年間続ければ、中学生になった時には、少なくとも、英語の発音に自信を持てる、英語の学習が苦にならない中学生になれるということです。

1日15分の学習でこのぐらいのレベルになれるなら、基礎英語やってみる価値ありませんか。